ヒートショックのリスク

温かい空気が外部に逃げず、室温を維持できるというのが高気密高断熱住宅のメリットです。
例え雪が降るぐらい外の気温が低くても、室内で快適に過ごせるでしょう。
そのため暖房器具の使いすぎを抑えられ、電気代やガス代の削減に繋がります。
また家のどこにいても温かいので、寒暖差が少なく、ヒートショックを起こすリスクが減る面もメリットと言われています。
特に高齢者はヒートショックを起こすリスクが高いので、安全のために高気密高断熱住宅を選択しましょう。
さらに音が外部に漏れにくいことも、高気密高断熱住宅の特徴です。
まだ子供が小さい家庭は、泣き声や子供の走り回る音が大きく、周囲の住宅に聞こえてしまうかもしれません。
しかし高気密高断熱住宅なら、周囲への迷惑を気にする必要がないので、ご近所トラブルを防止できると覚えておきましょう。
さらに高気密高断熱住宅で、趣味の音楽を満喫しても良いですね。
注文住宅にする場合は、高気密高断熱住宅が良いとしっかり意見を伝えてください。
それが伝わらないと、イメージと異なる住宅になってしまいます。
そこで、メーカーのスタッフと何回も話し合いましょう。
ただ便利な設備が多すぎると費用が高くなり、予算を超えるかもしれません。
その場合は、高気密高断熱にする場所を厳選するのが良い方法です。
みんなが過ごすリビングや浴室、脱衣所などを高気密高断熱にして、残りの部屋の素材を最も安いものにすると、費用削減ができます。